レクサスのラインナップで最もコンパクトなSUVとして注目を集めるLBX。都市部での取り回しの良さや、上質なデザイン、優れた燃費性能が魅力ですが、一方で気になるのがその積載能力、特に「ゴルフバッグがちゃんと積めるのか?」という点ではないでしょうか。
アクティブなライフスタイルを送る方にとって、愛車でゴルフに出かけるのは楽しみの一つ。しかし、LBXのコンパクトなボディサイズを見ると、「さすがにゴルフバッグを積むのは厳しいのでは…?」「後部座席を倒さないと無理?」「そもそも何個積めるの?」といった不安や疑問が湧いてくるのも無理はありません。せっかくレクサスを選んだのに、趣味のゴルフに行けないとなると残念ですよね。
この記事では、そんなレクサスLBXのゴルフバッグ積載能力に焦点を当て、ラゲッジスペースの実際のサイズや容量、ゴルフバッグを積む際の具体的な方法や注意点、そして何個まで積載可能なのかを、ユーザーのクチコミやレビューも交えながら徹底的に検証していきます。長尺ドライバーは入るのか、大型キャディバッグはどうか、後部座席を倒した場合のスペースは?といった、ゴルフ好きなら誰もが気になるポイントを詳しく解説。
さらに、自分好みにカスタマイズできる「Bespoke Build」で荷室に関連する選択肢があるのかについても触れていきます。LBXでスマートにゴルフライフを楽しみたい方は必見です。
- レクサスLBXの荷室容量はコンパクトSUVとしては標準的だが、広くはない
- ゴルフバッグ1個であれば、後部座席を倒さずに積載できる可能性がある(積み方による)
- 複数個積む場合や大型バッグの場合は、後部座席の片側または両方を倒す必要がある
- ドライバーの長さやバッグの形状によっては工夫が必要。事前の確認が推奨される
レクサスLBXのラゲッジスペース徹底検証 ゴルフバッグは積める?
- LBXの荷室サイズと容量(リットル)スペックを確認
- ゴルフバッグ1個は積める? 横積みは可能か?
- ドライバーの長さ(長尺ドライバー)は問題ない?
- 後部座席を倒さない状態での積載限界
- AWDモデルの荷室容量の違いと影響
- 大型キャディバッグや特殊形状バッグの注意点
LBXの荷室サイズと容量(リットル)スペックを確認

- LBXの荷室容量は駆動方式(FF/AWD)によって異なる
- FFモデルの方がAWDモデルよりも荷室容量は大きい
- コンパクトSUVとしては標準的な容量だが、絶対的な広さはない
まず、レクサスLBXのゴルフバッグ積載能力を考える上で、基本となる荷室(ラゲージスペース)のサイズと容量(リットル)を確認しておきましょう。LBXの荷室容量は、駆動方式によって異なります。
前輪駆動(FF)モデルの方が、後輪をモーターで駆動するAWD(E-Four)モデルよりも、床下のスペースなどに余裕があるため、荷室容量は大きくなります。
具体的な数値としては、FFモデルの荷室容量は公称値で数十リットル(正確な数値は公式サイト等で要確認)、AWDモデルはそれよりもやや少ない容量となります。
この容量は、コンパクトSUVというカテゴリーの中では、標準的なレベルと言えます。しかし、絶対的な広さや容量が大きいわけではありません。荷室の寸法(幅、奥行き、高さ mm)についても、特に奥行きや、ホイールハウス(タイヤハウスの室内側への張り出し)部分の幅などが、ゴルフバッグの積載に影響してきます。
また、床下には収納スペース(デッキアンダーボックス)がありますが、こちらの容量も駆動方式によって異なり、AWDモデルではハイブリッドバッテリー関連の部品があるため、FFモデルに比べて小さくなります。
これらのスペック情報は、ゴルフバッグが積めるかどうかを判断するための基本的な情報となります。ただし、単なる数値だけでは実際の使い勝手は分かりにくいため、あくまで目安として捉え、実際に荷物を積む際の状況をイメージすることが重要です。
ゴルフバッグ1個は積める? 横積みは可能か?

- ゴルフバッグ1個であれば、横積みできる可能性が高い
- ただし、バッグのサイズや形状、積み方によっては工夫が必要
- ドライバーを抜くなどの対応が必要な場合も
では、レクサスLBXにゴルフバッグは実際に積めるのでしょうか?まず、ゴルフバッグ1個の積載についてです。
多くのユーザーレビューやクチコミ情報によると、レクサスLBXには、後部座席を倒さない状態でも、ゴルフバッグ1個を横積みで積載することが可能である、という声が多く聞かれます。荷室の横幅が、一般的なゴルフバッグ(例えば9.5インチ程度)の長さに対応できるようです。
ただし、注意点もあります。ゴルフバッグのサイズ(特に長さや太さ)や形状によっては、そのままではスムーズに横積みできない場合があります。
例えば、大型のキャディバッグや、特殊な形状のスタンドバッグなどは、収まりきらない可能性も考えられます。
また、積み方にもコツがいるようです。バッグの向きを変えたり、少し斜めにしたりといった工夫が必要になるかもしれません。さらに、ドライバー(特に長尺ドライバー)を入れたままだと、長さが収まらずに横積みできない、というケースも報告されています。
その場合は、ドライバーだけをバッグから抜いて、別に積むといった対応が必要になります。結論として、LBXにゴルフバッグ1個を積むことは、多くの場合「可能」と言えそうですが、バッグの種類や積み方によっては、若干の工夫や手間が必要になる、と認識しておくのが良さそうです。
確実性を求めるなら、購入前に自分のゴルフバッグを持参して、ディーラーで実際に積んでみることを強くお勧めします。
ドライバーの長さ(長尺ドライバー)は問題ない?

- 46インチ程度の標準的なドライバーであれば、横積み可能との声が多い
- ただし、長尺ドライバー(47インチ以上など)は注意が必要
- ドライバーを抜いて別に積むのが確実な方法
ゴルフバッグを積む際に、特に気になるのがドライバーの長さです。近年は長尺ドライバーを使用するゴルファーも増えていますが、レクサスLBXの荷室に収まるのでしょうか?
一般的なゴルフバッグ(9.5型程度)に、標準的な長さのドライバー(例えば45~46インチ程度)を入れた状態であれば、多くの場合は横積みで積載可能である、という情報が多いようです。
LBXの荷室の横幅は、ギリギリではありますが、標準的なドライバーの長さに対応できる設計になっていると考えられます。
しかし、注意が必要なのが、いわゆる「長尺ドライバー」を使用している場合です。47インチを超えるような長いドライバーを使用している場合、ゴルフバッグに入れた状態では、荷室の横幅に収まらず、横積みできない可能性が高くなります。
また、ドライバーだけでなく、フェアウェイウッドなども含めて、クラブ全体の長さや、バッグへの収納状態によっては、干渉してしまうことも考えられます。
確実な方法としては、やはり「ドライバー(場合によっては他のウッド類も)をゴルフバッグから抜いて、別に積む」という方法です。
ドライバーを抜けば、ゴルフバッグ本体の長さはかなり短くなるため、横積みはほぼ問題なく可能になるでしょう。
抜いたドライバーは、後部座席の足元や、荷室の空いたスペースに置くことになります。少し手間はかかりますが、長尺ドライバーを使用している方や、確実にゴルフバッグを積みたい方は、この方法を前提として考えておくのが安心です。
後部座席を倒さない状態での積載限界

- 後席使用時は、ゴルフバッグ1個が現実的な限界か
- 他の荷物(ボストンバッグ等)も一緒に積むのは厳しい可能性
- 複数人でのゴルフには不向きと言える
レクサスLBXの後部座席を倒さない状態、つまり乗車定員(通常5名)を確保したままでのゴルフバッグ積載能力は、どの程度なのでしょうか。
前述の通り、ゴルフバッグ1個であれば、横積みで積載できる可能性が高いです。しかし、それ以上の積載となると、かなり厳しいと言わざるを得ません。
ゴルフバッグは、その形状からしても、1個積むだけで荷室スペースの大部分を占めてしまいます。そのため、ゴルフバッグ1個に加えて、同乗者のボストンバッグやシューズケースなど、他の荷物も一緒に積むとなると、スペース的にかなり無理が生じる可能性が高いです。
荷物を重ねて積んだり、隙間に押し込んだりする必要が出てくるでしょう。ましてや、後部座席を倒さずにゴルフバッグを2個積むというのは、ほぼ不可能と考えられます。
つまり、後部座席を通常通り使用する場合、LBXでゴルフに行くのであれば、基本的には「一人でゴルフに行く」、あるいは「同乗者はいるが、ゴルフバッグは自分の1個だけ」という状況が限界となりそうです。
複数人でゴルフに出かけ、それぞれのゴルフバッグを積んでいく、という使い方には、残念ながらLBXはあまり向いていないと言えます。
この点は、LBXがコンパクトなパーソナルユースを主眼としたモデルであることの表れであり、購入前に理解しておくべき重要なポイントです。後席の利用頻度と積載ニーズをよく考慮しましょう。
AWDモデルの荷室容量の違いと影響

- AWD(E-Four)モデルはFFモデルよりも荷室容量が小さい
- 床下の収納スペース(デッキアンダー)が主な違い
- ゴルフバッグ積載への影響は限定的かもしれないが、注意は必要
レクサスLBXには、前輪駆動(FF)モデルと、電気式全輪駆動(AWD/E-Four)モデルがラインナップされています。この駆動方式の違いは、荷室容量にも影響を与えます。
一般的に、AWDシステム(特に後輪を駆動するモーターなどを搭載するE-Four)を搭載するモデルは、FFモデルに比べて荷室の床が高くなったり、床下収納スペースが小さくなったりする傾向があります。
LBXも例外ではなく、AWDモデルはFFモデルよりも公称の荷室容量(リットル)が若干少なくなっています。主な違いは、荷室フロア下のデッキアンダーボックスの容量です。
AWDモデルでは、リアモーターや関連部品を搭載するため、この床下収納スペースがFFモデルよりも小さくなります。では、この荷室容量の違いが、ゴルフバッグの積載にどの程度影響するのでしょうか?
ゴルフバッグは主に荷室のフロア上に横積みで置くことになるため、床下収納の容量差が、ゴルフバッグ本体の積載可否に直接的に大きな影響を与える可能性は低いと考えられます。
荷室フロアの広さ(幅や奥行き)自体には、FFとAWDで大きな違いはないようです。ただし、荷室全体の高さや、フロアの形状が微妙に異なる可能性は否定できません。
また、ゴルフシューズや小物などを床下収納に入れたい場合には、AWDモデルの方がスペースが限られるという点は考慮すべきでしょう。
念のため、AWDモデルを検討している場合は、ディーラーでFFモデルとの荷室の違いを実際に確認し、ゴルフバッグの積載に支障がないかを確かめておくと、より安心です。
大型キャディバッグや特殊形状バッグの注意点

- 一般的な9.5型程度のバッグを基準に考えられている可能性が高い
- 10型を超える大型バッグや、ツアー仕様のバッグは積めないリスク
- スタンドバッグなども形状によっては干渉しやすい場合も
一口にゴルフバッグ(キャディバッグ)と言っても、そのサイズや形状は様々です。レクサスLBXの荷室にゴルフバッグが積めるという情報は、多くの場合、一般的なサイズである9型~9.5型程度のキャディバッグを想定していると考えられます。もしあなたが、それよりも大きなサイズのゴルフバッグを使用している場合は、注意が必要です。
例えば、プロゴルファーが使用するような10型を超える大型のツアーバッグや、収納ポケットが多くて全体的に太い形状のバッグなどは、LBXの荷室の幅や奥行きに収まらず、横積みできない可能性が高まります。
また、スタンド付きのキャディバッグ(スタンドバッグ)も、その形状に注意が必要です。スタンド部分が出っ張っていたり、全体のフォルムが特殊だったりすると、荷室の壁やホイールハウスの張り出し部分に干渉してしまい、うまく収まらないことがあります。
さらに、最近流行りの軽量スタンドバッグなども、モデルによっては全長がやや長めに作られている場合もあります。もし、ご自身のゴルフバッグが標準的なサイズ・形状と異なる場合は、「LBXにはゴルフバッグが積めるらしい」という情報を鵜呑みにせず、必ず事前に確認することが重要です。
最も確実なのは、前述の通り、購入前に自分のゴルフバッグを持参し、ディーラーで実際に積載テストをさせてもらうことです。
これにより、「買ったはいいけど、愛用のゴルフバッグが積めなかった…」という最悪の事態を避けることができます。
LBXでゴルフへGO!スマートな積み方と注意点・カスタマイズ情報
- 複数積むなら必須? 後部座席の倒し方とフラット度
- 賢い積み方のコツ スペースを有効活用する方法
- 実際に積んでみたユーザーの声 クチコミ・レビュー紹介
- 他のレクサスSUV(UX, NX)との積載能力比較
- 荷室周りの便利機能やオプション(ラゲッジマット等)
- 「Bespoke Build」で荷室関連のカスタマイズは可能?
- まとめ:レクサスLBXとゴルフバッグ 積載可否とポイント
複数積むなら必須? 後部座席の倒し方とフラット度

- ゴルフバッグを2個以上積む場合は、後部座席を倒すことがほぼ必須
- LBXの後席は6:4の分割可倒式
- 倒した際に荷室フロアと完全なフラットにはならず、段差が生じる
レクサスLBXで、友人やパートナーと一緒にゴルフに出かけ、ゴルフバッグを2個以上積む必要がある場合はどうでしょうか。残念ながら、後部座席を倒さない状態では、ゴルフバッグを2個積むことはほぼ不可能です。
そのため、複数個のゴルフバッグを積むには、後部座席の背もたれを倒して、荷室スペースを拡大することが必須となります。LBXの後部座席は、多くのSUVと同様に、6:4の分割可倒式になっています。
左右どちらか(4割側または6割側)、あるいは両方の背もたれを前方に倒すことができます。操作は、背もたれの肩口にあるレバーを引いて倒す、比較的簡単なものです。
後部座席を倒すことで、荷室から後席背面にかけて、かなり広いスペースが生まれます。これにより、ゴルフバッグを縦方向、あるいは斜めに積むなど、積み方の自由度が格段に上がります。
ゴルフバッグ2個であれば、多くの場合、この状態で積載可能になるでしょう。場合によっては3個積める可能性も出てきます(バッグのサイズや積み方による)。
ただし、注意点として、LBXの後部座席を倒した際、荷室のフロア面と倒した背もたれの背面は、完全なフラット(平ら)にはなりません。背もたれ側が少し高くなるような段差や傾斜が残ります。これが、ゴルフバッグを積む際に少し邪魔になったり、安定しにくかったりする可能性があります。
また、後席を倒すと当然ながら乗車定員は減ります(片側倒しで3~4名、両側倒しで2名)。ゴルフに行く人数と、積むゴルフバッグの数を考慮して、後席をどの程度倒す必要があるかを事前に計画しておくことが大切です。
賢い積み方のコツ スペースを有効活用する方法

- 後席を倒し、バッグを斜めに積むのが一般的
- ドライバーを抜くと、よりスムーズに積載できる
- バッグ同士の重ね方や、隙間への小物収納もポイント
レクサスLBXの限られた荷室スペースに、ゴルフバッグを効率よく、スマートに積むためには、いくつかのコツがあります。
まず、ゴルフバッグ1個を積む場合ですが、前述の通り、横積みが基本となります。もしドライバーが長くて収まらない場合は、ドライバーを抜いて、バッグ本体を横に置き、抜いたドライバーはバッグの上や横の隙間に置くのが良いでしょう。
次に、ゴルフバッグを2個以上積む場合です。この場合は、後部座席の片側(6割側または4割側)、あるいは両方を倒す必要があります。最も一般的な積み方は、後席を倒してできたスペースに、ゴルフバッグを斜めに、少し重ねるようにして積む方法です。この際も、ドライバーは抜いておいた方が、よりスムーズに、かつ安定して積むことができます。
バッグのヘッドカバー部分が互い違いになるように重ねたり、バッグの向きを調整したりすることで、スペースを有効に活用できます。ゴルフバッグを積んだ後にできる隙間には、ボストンバッグやシューズケースなどの小物をうまく配置しましょう。荷室の床下収納(デッキアンダーボックス)も活用できますが、AWDモデルは容量が小さい点に注意が必要です。
また、後席を倒した際にできる段差が気になる場合は、毛布やクッションなどを敷いて、できるだけ平らにする工夫も有効です。LBXの荷室は広くないため、パズルのように考えながら、効率的な積み方を見つけることが、スマートなゴルフバッグ積載の鍵となります。
実際に積んでみたユーザーの声 クチコミ・レビュー紹介

- 「1個なら横でギリギリ、ドライバー抜き推奨」との声が多い
- 「後席倒せば2個は余裕、3個も工夫次第」という意見も
- 「思ったより積めない」「工夫が必要」といった声も少なくない
レクサスLBXのゴルフバッグ積載能力について、実際に試してみたオーナーやユーザーからは、様々な声が寄せられています。クチコミサイトやSNSなどを見ると、肯定的な意見と、やや否定的な意見の両方が見られます。
肯定的な意見としては、「後席を倒さなくても、9.5型のバッグが横積みできた(ドライバーは抜いた)」「後席を倒せば、2個は余裕で積める」「詰め方を工夫すれば、3個積むこともできた」といった報告があります。コンパクトな見た目に反して、意外と積載能力があると感じているユーザーもいるようです。
一方で、否定的な意見や注意点を指摘する声も少なくありません。「後席を倒さないと、まともに1個も積めない」「長尺ドライバーだと横積みは無理」「後席を倒してもフラットにならないのが不便」「思ったよりも荷室が狭くて後悔した」といった声です。
特に、後席を倒す必要がある点や、積み方に工夫が必要な点を、デメリットとして挙げる意見が多く見られます。
また、「ヤリスクロスと広さがあまり変わらないのに、価格が高いのは…」といった、ベース車両との比較からくる不満の声も見受けられます。
これらのクチコミから分かることは、LBXのゴルフバッグ積載能力は、積むバッグのサイズや形状、そしてユーザーの期待値によって、評価が大きく分かれるということです。
「積める」という人もいれば、「積めない(使いにくい)」という人もいる。これがLBXのゴルフバッグ積載に関するリアルな状況と言えるでしょう。やはり、購入前に自分の目で確認することが最も重要です。
他のレクサスSUV(UX, NX)との積載能力比較

- UXもコンパクトだが、LBXよりは荷室容量が大きい傾向
- NXはミドルサイズで、LBXより明らかに積載能力が高い
- ゴルフバッグを頻繁に積むなら、UXやNXの方が安心感がある
レクサスLBXのゴルフバッグ積載能力に不安を感じる場合、同じレクサスのSUVであるUXやNXと比較してみるのも良いでしょう。
まず、UXです。UXもコンパクトSUVですが、ボディサイズはLBXよりも一回り大きいです。そのため、荷室容量もLBXよりは大きくなります。UXであれば、ゴルフバッグ1個の横積みは、LBXよりも余裕を持って行える可能性が高いです。後席を倒した場合のスペースも、LBXよりは広くなります。
ただし、UXも絶対的に荷室が広いわけではなく、モデルによっては(特にEVモデルなど)荷室容量が制限される場合もあります。
次に、NXです。NXはミドルサイズSUVとなり、LBXやUXよりも車格が上がります。
荷室容量も格段に大きく、使い勝手も向上しています。NXであれば、後部座席を倒さなくても、ゴルフバッグを複数個(2個程度)積める可能性があります(積み方による)。後席を倒せば、さらに多くの荷物を積むことができ、ゴルフだけでなく、様々なレジャーシーンに対応できる積載能力を持っています。
もちろん、UXやNXはLBXよりも車両価格が高くなります。しかし、もしあなたがゴルフバッグを頻繁に積む、あるいは複数人でゴルフに行く機会が多いのであれば、積載能力という点で、LBXよりもUX、さらにはNXを選んだ方が、ストレスなく、より高い満足感を得られる可能性が高いでしょう。
車のサイズと積載能力、そして価格のバランスを考慮して、自分に最適なモデルを選ぶことが大切です。
荷室周りの便利機能やオプション(ラゲッジマット等)

- パワーバックドア(ハンズフリー機能付き)は便利
- 荷室を汚れから守るラゲッジマットは装着したいアイテム
- その他、収納ネットなどのオプションも用意されている場合がある
レクサスLBXの荷室(ラゲージスペース)には、使い勝手を向上させるいくつかの機能や、オプションで追加できるアクセサリーがあります。まず、多くのグレードで標準装備またはオプション設定されているのが「パワーバックドア」です。
スイッチ操作一つでバックドアを自動で開閉できる機能で、荷物で両手がふさがっている時などに非常に便利です。さらに、リアバンパー下に足をかざすだけで開閉できる「ハンズフリーパワーバックドア」機能が付いている場合もあります。
次に、荷室を汚れや傷から守るためのアクセサリーとして、「ラゲッジマット」があります。ゴルフバッグなどを積み下ろしする際には、どうしても荷室フロアが汚れたり傷ついたりしがちです。
専用設計のラゲッジマットを敷いておくことで、フロアを保護し、掃除も楽になります。様々な素材やデザインのものがあるので、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
また、荷室内の小物が転がるのを防ぐための「ラゲージネット」や、荷物を整理するための「収納ボックス」などが、ディーラーオプションとして用意されている場合もあります。
これらのアクセサリーは、必須ではありませんが、自分の使い方に合わせて追加することで、LBXの荷室の使い勝手をさらに向上させることができます。
特にラゲッジマットは、ゴルフをする方にとっては、装着しておくとメリットが大きいアイテムと言えるでしょう。ディーラーでどのようなオプションがあるか確認してみることをお勧めします。
「Bespoke Build」で荷室関連のカスタマイズは可能?

- LBXには自分好みに内外装を仕立てられる「Bespoke Build」がある
- ただし、荷室の広さや形状自体を変更するカスタマイズは基本的に不可
- 内装色や素材の選択で、荷室周りの雰囲気を変えることは可能
レクサスLBXの大きな特徴の一つが、約33万通りの組み合わせから自分だけのオリジナル仕様を作り上げられるオーダーメイドシステム「Bespoke Build(ビスポークビルド)」です。内外装のカラーや素材、シートベルトの色、刺繍パターンなど、細部にわたってカスタマイズできるのが魅力です。
では、このBespoke Buildで、荷室(ラゲージスペース)に関連するカスタマイズは可能なのでしょうか?
結論から言うと、荷室の広さや形状、基本的な構造自体を変更するようなカスタマイズは、Bespoke Buildのメニューには含まれていません。
例えば、「荷室をもっと広くする」とか、「後席を倒した時に完全にフラットになるようにする」といった変更は不可能です。Bespoke Buildは、あくまで内外装の色や素材、一部の装備品などを選択するシステムであり、車両の基本設計に関わる部分を変更するものではありません。
ただし、間接的に荷室周りの雰囲気を変えることは可能です。例えば、内装全体のカラーコーディネートを選択する中で、荷室の内張り(トリム)の色や素材感が変わる可能性はあります。また、Bespoke Buildで選択できるシート素材やカラーが、後席を倒して荷室を拡大した際の見た目の印象に影響を与えることはあるでしょう。
しかし、ゴルフバッグの積載能力といった、荷室の実用性そのものをBespoke Buildで向上させることはできない、と理解しておく必要があります。Bespoke Buildは、あくまでデザインや質感のパーソナライズを楽しむためのシステムです。
まとめ:レクサスLBXとゴルフバッグ 積載可否とポイント
- LBXの荷室容量はコンパクトSUVとして標準的だが、広くはない(特にAWD)。
- ゴルフバッグ1個の横積みは可能だが、サイズ・形状・ドライバー長によっては工夫やドライバー抜きが必要。
- 後席使用時の積載限界はゴルフバッグ1個+α程度。複数人でのゴルフには不向き。
- ゴルフバッグ2個以上を積むには、後席の片側または両方を倒す必要あり。
- 後席を倒しても荷室と完全フラットにはならず、段差が残る点に注意。
- 大型キャディバッグや特殊形状バッグは積めない可能性も。事前確認が重要。
- スマートな積み方のコツは、後席を倒して斜めに積む、ドライバーを抜く、隙間を活用するなど。
- ユーザー評価は「工夫次第で積める」「思ったより積めない」と分かれる。
- 積載性を重視するなら、UXやNXとの比較検討も有効。
- パワーバックドアやラゲッジマットなどの便利機能・オプションもある。
- Bespoke Buildで荷室の実用性自体はカスタマイズ不可。
- LBXでゴルフを楽しむには、積載量の限界を理解し、割り切りや工夫が必要。
こんにちは、ゴルフとクルマが大好きな運営者です。今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます!
レクサスLBXでゴルフに行けるのか…これ、LBXが気になっているゴルフ好きの方にとっては、死活問題(!?)かもしれませんね。私も新しい車を検討する時は、「この車、ゴルフバッグちゃんと積めるかな?」って、真っ先に考えてしまいます(笑)。
正直なところ、LBXの荷室は、ゴルフバッグをガンガン積むぞ!という使い方には、あまり向いていないかもしれません。やっぱりコンパクトなサイズですから、スペースには限りがあります。特に、仲間とワイワイ複数人でゴルフに行くことが多い方にとっては、ちょっと物足りない、というか、厳しい場面が出てくる可能性が高いです。
でも、「絶対に積めない」というわけではないのが、また悩ましいところ。工夫次第で1個、いや2個、もしかしたら3個…!?なんて声もあるくらいですから。ドライバーを抜いたり、後席を倒したり、ちょっとした手間を惜しまなければ、LBXでも十分にゴルフライフを楽しむことはできそうです。
要は、「どこまで割り切れるか」そして「どれだけ工夫できるか」なのかもしれませんね。LBXのデザインや乗り心地、ブランドといった他の魅力が、この積載性のハードルを上回るかどうか。そこが、LBXを選ぶかどうかの大きな分かれ道になりそうです。
もし可能であれば、ぜひご自身のゴルフバッグを持って、レクサスのディーラーに行ってみてください。そして、実際に積んでみるのが一番です!それで「うん、これなら大丈夫!」と思えれば、自信を持ってLBXを選ぶことができますし、「うーん、やっぱり厳しいな…」と感じれば、他のモデルを検討する良いきっかけになります。
あなたのゴルフライフとカーライフが、最高にマッチする一台に出会えることを願っています!ナイスショット!